社会人になったけれど、税金について知らない人が多いのではないでしょうか。
私もまだ勉強を始めたばかりです。
少しでも税金について理解して、皆様が良い選択できればいいと思っています。
まずは所得税です。働いたのに税金を持っていかれる。
どの部分に税金がかかっているのでしょか?
所得税は課税所得という部分にかかります。
課税所得=収入ー控除ー経費
いわゆる手取りです。
収入からいろいろひかれて手取りが少ないとよく聞きますね。
収入から年金だったり、税金がひかれています。
そのうちの、所得税を減らしくれるのが控除です。
副業をしていると、副業で得ている収入に対して、経費を発生させることができます。
そのため、所得税をより抑えることができたりします。
サラリーマンは控除を利用して、節税をしてくのです。
様々な控除
控除は14種類あるみたいです。代表的なものを列挙します。
基礎控除
0~48万円の控除が受けられる。
大体の人が48万円。
社会保険料控除
社会保険料払った分だけ控除される。サラリーマンだと健康保険料と厚生年金。
配偶者控除
配偶者(妻や夫)がいると、年齢と収入によって1~48万円控除
扶養控除
16歳以上の扶養家族(子供、親)がいてると控除できる。
学生時代のアルバイトで103万円の壁があるのは、これ。103万円以上稼ぐと、親が扶養控除をを取れなくなる。
サラリーマンが使えそうな控除
医療費控除
年間の医療費のうち10万円を超えた部分が控除になる。年間15万円使ったら、5万円分が控除になる。保険金などが絡んでくるともう少し減るみたいです。
上限額が200万円。
配偶者や親族の分もまとめることができる。病院の領収書は取っておこう。
医療費ってどの程度が範囲になるの?
治療に対して払った費用が医療費です。保険適用の有無は関係ないです。
自分のための治療であれば
不妊治療、歯の矯正、マッサージ指圧、針灸、病院に行くときのタクシー代、なども含まれるみたいです。
逆に、人間ドッグ、美容整形、コンタクトレンズなどは含まれないそうです。
寄付金控除
ふるさと納税などが代表的です。これが一番効果がありそうです。
ふるさと納税
本来、自分が住んでいる自治体に払う税金の一部を自分の好きな自治体に寄付できる。
寄付した自治体から返礼の品などを受け取ることができる。実質の負担額が2000円で!
もらえる返礼品は納税した3割くらいの値段のものがもらえるのお得です!
1.自分の控除上限額を調べる
新卒の場合は4-11月の給料が年内に振り込まれるので8か月分とボーナスを合わせた給料を入力する。1-3月でアルバイトをしているとその額も必要になります。
2年目以降は12か月分の給料とボーナスを合わせた金額です。
さとふるとかで簡単に調べられます。
2.サイトで好きな商品を選ぶ
さとふるや楽天ふるさと納税などの好きなサイトで控除上限額の中から好きな商品を選びます。上限額を超えると自己負担額が増えるので、負担を減らしたい人は上限額を守りましょう。
その年の12月までに商品の支払いを完了する必要があります。クレジットカードを使う場合は12月に支払いができるように余裕をもって選んでおくといいでしょう。
3.自治体から受け取る
寄付したのちに自治体から「お礼の品」と「寄付金受領書」が届きます。確定申告のときに寄付金受領書がいるので取っておいてください。
4.確定申告
確定申告で「寄付金控除」を申告。これ以外にも、簡単なやり方がありますが、支援先の数に上限などがあるので、毎年やるのなら、最初から確定申告に慣れていておいた方がいいと思います。
5.税金が返ってくる
ふるさと納税をした直後は、負担額が控除上限額付近です。確定申告の後に、所得税と住民税が返ってきます。それぞれの税金が控除されてののち、実質の負担額が2000円となります。
住民税はふるさと納税をした年の次の年のものが控除されます。そのため、新入社員も一年目からふるさと納税することで住民税の控除を受けることができます。
2年目に手取りが減るという現象を緩和してくれます。
所得税の疑問
所得税は累進課税制度が取られています。
課税所得 | 税率(%) |
195万円以下 | 5 |
~330万円以下 | 10 |
~695万円以下 | 20 |
~900万円以下 | 23 |
~1800万円以下 | 33 |
~4000万円以下 | 40 |
~4000万円越え | 45 |
195万円と196万円。稼ぎが1万違うだけで5%と10%になるの!?196万円の人は所得税で手取りが減りそう。
いきなり10%になるわけではなく、195万円を超えた分だけ10%になる。
情報量が少ないので随時追加していきます!
参考文献
漫画なので初心者にはとても分かりやすかったです。
具体例が多い
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