今思えば就活は楽しかった。第一志望のこの会社に敬意をこめてブログの記事にしようと思う。プラントエンジニアリング業界の会社だ。プラントエンジニアリングは工場を建築する。ゼネコンの工場バージョンだと思ってもらえばいい。
オンライン一次面接はハウリングから始まった。面接官2人おり、オンラインでの面接が初めだったらしい。そのため、同じ部屋でパソコンを2台使っており、2台ともマイクとスピーカーをオンしていたため「ホワワワン」となりっぱなしだった。そのおかげで私も緊張がほくれた。今思えば、緊張をほぐすための向こうの計らいなのではないか。
最初の質問は得な教科と苦手な教科だった。行動特性と挫折の乗り越え方を聞きたいのだろうと感じテンプレに落とし込んだ。プラントエンジニアリングは多くの人と関わるためチームでの行動が重視される。そのため、好きな教科はグループワークをした授業です。と答えた。
苦手な教科はプレゼンを行う授業です。プレゼンは研究進捗発表で鍛えて今は好きです。とか言ったな。
次の質問は研究概要の説明だった。一つ目の質問のプレゼン力を試されていると感じた。ここで、ミスったら落ちるだろうなと内心めちゃくちゃ緊張した。ここを深堀されたが挫折経験からの対処の仕方の一貫性を見られのだろう。
そのあともいろいろと質問をされた。なぜか、ESに書いていない水理処理を行っているプラントエンジニアリング会社の志望度にを聞かれた。
「水処理は興味ないです」
こう答えた。
その後は自己PRをしてください。リーダーの経験ある?など基本的に対策したことを聞かれました。終始会話がしやすく、人柄もいい会社でした。
最後に逆質問を要求された。
面接官の役職がわからなかったのでひとまず聞いてみた。一人は水処理の部門の人だった。さっき、水処理に興味ないと言ってしまった。最初に自己紹介してくれよ!この時、もう落ちたと思った。最悪だ。やはり質問には明確な意図があるんだな。
第一志望に後味悪く面接が終了した。手ごたえなしだ。
当日、結果がきた。受かっていた。
最終面接に進んだ。
最初に自己紹介をされた。一次面接みたいなドッキリはないため安心して臨めた。そう思ったのも束の間。「自己PRを10分してください」面接官がぶち込んできた。最終面接のため、対策は行ったがこんな質問はどこにも書いてなかった。なんとか自己PRをできたのもの何をしゃべったかうまくしゃべらたか全く覚えていない。
ここからは自己PRの深堀で普段通りの面接だった。質問を聞く限りちゃんと伝わっていたみたいだ。しかし、初めての最終面接。うまくはいかなかった。
答えにくかった質問はこれだ。
「自分望む仕事ができない場合はどーする?」
「君がこの会社に入るメリットは?どんな利益を生み出せる?」
「その実験はこの会社にいかせるの?」
今となっては最終面接だったらこのくらい聞かれるだろうと思う。当時は答えにくかったそれだけに惜しい。
面接は難しかったが和やかで自分のことを知ろうとしてくれたいい企業だった。
面接はハプニングがつきものだと思う。動揺せず自分ことをうまく伝えて、自分に合う企業を見つけてほしい。
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